2017年2月22日水曜日

11月23日〜24日 サンフランシスコ市滞在

11月22日
カリフォルニア州サンフランシスコ空港に到着。

現地時間で16時。
この時、日本時間では朝の9時。

本来、一晩寝た後に迎える朝を、
ほぼ徹夜明けのような状態で迎えた感じ。
意識と体はそんな感じなのに、
目の前に広がる世界は夕方。

徹夜明けハイのような状態で、
サンフランシスコの町を歩く。


MISSIONというエリアはサンフランシスコの中でも、
メキシコ系の移民が多いエリア。

同じ市内でも、エリアごとに住んでいる人や雰囲気が違う。

多民族国家の縮図のように地域が出来上がっているよう。

このお店は、MISSIONにある完全ヴィーガン対応のメキシコ料理店。

名前は「Gracias Madre



開店当初は「ここでそのようなお店を開いてもやっていけるのか」という声もあったそう。

それはおそらく、外食に高額を払える人はこのストリートにどれだけいるのか、という事と関係しているのだと思う。

しかしこのお店、日々賑わっているそうで、この日は流しの男性がメキシコ音楽を奏でてチップをもらって去っていったり、花束の行商が出入りしたり、賑やかな雰囲気でした。






町の中にある大きな建物に全面、アートのように絵が描かれていました。
この建物は女性のためのサポートや、ヨガのワークショップなどの集まりを開く、
コミュニティの集会所のようなもので、Women's Buildingといいます。






町の中に壁画(mural)という文化はメキシコ由来と言われています。
この壁画の中で虹色の旗を掲げているのは、ハーヴェイ・ミルク。
彼は写真家で、市議会議員にもなった人で、自身がゲイであることもあり、
性差別や人種差別を無くすための具体的な取り組みをいくつも行ってきた人です。






レインボーの旗は、ゲイやレズビアンといった人達が差別の目を向けられることなく自由に暮らせるエリアというメッセージで、虹色の横断歩道もありました。



ここはハーヴェイ・ミルクの建てた写真や映像の学校です。






子ども達が遊べるスペースが広々と用意されています。






1070年台の公民権運動を支えた BLACK PANTHERSの写真展がハーヴェイ・ミルク学校で開催されるというフライヤーです。
BLACK PANTHERSのメインの活動は、子どもたちに無料で食事を提供し続けることだったといいます。



The American Dream 
starts with the neighborhoods...

ハーヴェイ・ミルクの言葉です。




サンフランシスコで最初に建てられたキリスト教会Mission Dolores Churchを訪ねました





船でやってきたキリスト教徒が、
ここにいた先住民を踏みつけにしている様子。
この人形のように、ここに教会が立つにあたっての歴史について、
たくさんの展示がありました。






サンフランシスコ周辺は大きな湾になっています。
先住民の多くは、カヌーのような舟を上手に乗りこなす人達だったそうです。



教会の中の墓地のエリアの中に、
先住民の人達が暮らしていた家のレプリカの展示もありました。

入植からの歴史を知ったうえで、その延長線上にある今を生きている人びとの姿。

そして、ハーヴェイ・ミルクが、ブラックパンサーが、それぞれの時代のそれぞれの運動が、ひとつひとつ作り出した現実が積み重なって、今という世界が目の前に広がっている。

誰かが動いた結果としての今の社会。

そんなことをしみじみ思う上陸直後の日々でした。

太陽の光を浴びて散策をしているうちに、少しずつ時差ボケも解消してきたような気がします。